評価項目 | 適応疾患 | 利点 | 欠点 | |
冠動脈CT | 冠動脈狭窄 | 虚血性心疾患 | 陰性的中率高い 検査時間短い | 被曝あり 腎機能障害△ |
心筋シンチ | 心筋虚血 心機能 | 心筋症 虚血性心疾患 | 腎機能障害〇 心房細動〇 | 被曝あり 空間分解能低い |
心臓MRI | 心筋組織性状評価 心機能 | 心筋症 虚血性心疾患 | 被曝なし 空間分解能高い (SPECTと比較して) | 腎機能障害× 長時間の検査 実施可能施設少ない |
・冠動脈CT:冠動脈狭窄のスクリーニングでは中心的な検査。高い陰性的中率。ガイドラインでは中等度の検査前確立の患者(大多数)に推奨。
・心筋シンチ:心筋症、心筋バイアビリティ診断。昔から使われており、豊富なエビデンスあり。最近では心アミロイドーシスの診断(ピロリン酸シンチ)が有名。腎機能障害や不整脈の症例でも可能。
・心臓MRI:シンチよりも新しい検査。心筋の組織性状評価ができる。心筋症の評価に有用。高度腎機能障害は不可(NSF (nephrogenic systemic fibrosis))
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